レーザー治療|下肢静脈瘤専門サイト(済生会横浜市東部病院血管外科監修)

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レーザー治療

クリニック選びのポイントとして、国内でもまだ数十台しか導入されておらず、下肢静脈瘤血管内焼灼術実施・管理委員会による認定施設・認定医にしか使用が許されていない、最新血管内レーザー治療装置を導入しているかどうかがあります。


現在、日本で健康保険適用となっているレーザー機器はELVeSレーザー(980nm、1,470nmの二種)のみです。2011年4月に国内で初めて980nm ELVeSレーザーが「下肢静脈瘤血管内治療レーザー」として医療機器の承認を取得し、年々施行する施設が増加し、下肢静脈瘤の標準治療となりつつあります。 そして、2014年5月に980nm ELVeSレーザーの後継最新機種として1,470nm ELVeSレーザーが登場しました。1,470nm ELVeSレーザーは、980nm ELVeSレーザーと比較して手術後の痛みや皮下出血が格段に軽くなりました。

このレーザーを用いた場合には、どの病院でも手術料金は、片足につき健康保険3割負担の方で約4万3,000円、1割負担の方で約1万4,000円と決まっています。

これ以外のレーザーを用いている施設は、10万円~20万円(あるいはもっと高額)の自費診療を行っているようです。高額なレーザーでは治療後の痛みが少ないと言われますが、新しい1,470nm ELVeSレーザーと治療効果に大きな差はありません。日本全国で最も多く行われているレーザー治療はELVeSレーザーです。

下肢静脈瘤血管内レーザー焼灼術は、シミ取りなどのレーザー(シミの外からレーザーを当てる)と異なり、壊れた血管内にレーザーファイバーを挿入し、血管の内側を焼いて血管を閉塞させる方法です。

局所麻酔のみで行うことができ、従来施行されていた手術に比べ、術中の痛みはほとんどありません。


手術時間は片足20分程度で、両足の同時手術も可能です。手術終了後には、すぐに「あしが軽くなった」と喜ぶ声も多く、皆さま、非常に満足されております。

レーザー手術動画

あしは第二の心臓とも呼ばれています。あしの軽くなった生活を取り戻しませんか?
一人で悩まず一度受診なさることをお勧めいたします。

レーザー治療だけではボコボコがきれいにならないことも

下肢静脈瘤の治療の目的の一つは、だるさやむくみ、足のつり(こむら返り)などの不快な症状を良くすることです。
もう一つの目的は、ふくらはぎのボコボコをきれいすることだと思います。
せっかく治療を受けるのですから、見た目もきれいにしたいものです。

下肢静脈瘤の原因は、太ももの内側やふくらはぎの裏に隠れている伏在(ふくざい)静脈の逆流ですので、治療ではこの静脈に血液を流れないようにします。
これまでは外科手術で伏在静脈を切除していましたが、レーザー治療の登場により、切らずに伏在静脈を治療できるようになりました。

しかし、ここで一つご理解いただきたいのが、レーザー治療による伏在静脈の治療で、だるさやむくみ、こむら返りなどの症状は改善しますが、レーザー治療だけでは約半数の患者さんしかボコボコが消えないという事実です。

写真1・写真2

写真1の方は、太ももの伏在静脈のみレーザー治療を行い、ふくらはぎのボコボコには手をつけませんでしたが、レーザー治療後ふくらはぎのボコボコはすっかりへこんで写真2のようにきれいになりました。

写真3・写真4

写真3の方も同様に、太ももの静脈のみレーザー治療を行い、ふくらはぎのボコボコがきれいになることを期待しましたが、写真4のように、手術前よりはへこみましたが、まだうっすら膨らんでいるのが、お分かりになると思います。なお、この患者さんは、これくらいの膨らみなら気にならないと言ってくださいました。

以上のように、レーザー治療だけではふくらはぎのボコボコがきれいにならないことがあるので、ボコボコがひどい方には、小切開静脈瘤切除を同時に施行しています。

レーザー治療ができない静脈瘤

すべての下肢静脈瘤がレーザーで治せるわけではありません。

治療が必要な下肢静脈瘤の約1割はレーザー治療に適さない静脈瘤で、小切開による切除やストリッピング術が必要になることがあります。

レーザーに適さない静脈瘤とは、図のように静脈の蛇行がひどい(ぐねぐね曲がっている)例です。

写真1、写真2の例では、太ももの太い血管がぐねぐね曲がっていてレーザーファイバーを通すことができません。このような例では、小さなキズから丁寧に静脈瘤を取り出す手術が必要です。
また、写真3のように膝裏の小伏在(しょうふくざい)静脈が膨れて、すぐに枝分かれしている静脈瘤でもレーザーファイバーを通すことができないため、小切開切除による治療が必要です。手術後では小さなキズはつきますが、時間が経てば写真4のようにキズ跡は目立たなくなります。それぞれの静脈瘤に応じた適切な治療方法を選択することが重要です。

写真1・写真2

写真3・写真4

下肢静脈瘤について

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