脚(あし)のだるさの原因は様々です。
脚のだるさの原因で多いのが、下肢静脈瘤やむくみよるだるさです。
これらは、超音波検査で下肢静脈瘤のチェックをしたり、むくみの原因を検査することである程度診断することが出来ます。
これらとは別に、むずむず脚(あし)症候群という病態があります。
これは、脚に静脈瘤やむくみは全くないのに、強いだるさを感じる病態です。
むずむず脚症候群の特徴にはいくつかありますが、当院でこれまで診察させて頂いた患者様に共通しているのは、
「だるくて眠れない」「一刻もはやく何とかして欲しい」
「マッサージしてもよくならない」
「いつでも、脚をグリグリともみたくなる」
「硬いボールでグリグリしていたい」
などの症状があります。
静脈瘤やむくみが原因の場合は、静脈瘤の治療やむくみを治す医療用ストッキングをはくことでだるさは改善します。
ところが、むずむず脚症候群ではむくみの治療をしてもだるさは改善しません。
むずむず脚症候群では、薬物療法(お薬を飲む治療)で症状が和らぐことがあります。