ストリッピング手術

ストリッピング手術

ストリッピング手術とは、100年以上前から行われている下肢静脈瘤に対する最も根治的な治療法で、下肢静脈瘤の原因である弁が壊れてしまった静脈を抜き取る治療法です。
現在でもレーザー治療を行っていない施設ではストリッピング手術が標準治療です。
ストリッピング手術の一般的な方法はとしては、足のつけ根の部分と膝の部分の2カ所を2cmほど切開して、静脈瘤のある伏在静脈にワイヤーを挿入し、ワイヤーを引き抜くことによって静脈を一緒に抜き取るという手術です。
レーザー手術に比べると随分荒っぽい治療法に聞こえるかもしれませんが、麻酔方法や手術方法が進歩し、ストリッピング手術も日帰りや一泊二日の短期入院で行うことが出来るようになりました。
現在では、ほとんどの伏在型(ふくざいがた)静脈瘤に対してレーザー治療が可能ですが、太ももの静脈瘤がふくれて目立つ方にはストリッピング術や小切開静脈瘤切除術が有効です。また、ストリッピング手術の方が費用は安く、術後の通院回数も少なくて済むことが多いです。

症例写真:大腿ボコボコ1−2

ストリッピング手術大腿ボコボコ写真1

ストリッピング手術大腿ボコボコ写真2

お一人お一人の静脈瘤のタイプによって、レーザー治療がよいのかストリッピング手術がよいのかを見極め、患者さんのご希望に合った治療法を選択することが重要であると考えています。

動画:ストリッピング手術

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